2014/03/28

第1回団交 不当解雇に怒り噴出!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBbGFTVjZSXzVmMVU/edit?usp=sharing



「解雇理由」の文書提出すら拒否する当局

 3月26日、第1回団体交渉が横山市民集会場で開催され、当局から武井総務部長、志村客サ部長、堀内窓口営業部長、堀口総務課長の4名が出席、郵政非正規ユニオン・合同労組八王子からは十数名が参加しました。団交冒頭、組合の代表者が名刺を差し出したにもかかわらず、管理職らは名刺を「切らした」などと言って提出せず。日頃「礼儀」を云々している管理職がとんだ非礼ぶりをさらけ出しました。
 冒頭、「具体的解雇理由について文書での提出」を求めたにもかかわらず、八王子西郵便局当局は「内部文書」を理由に提出を拒否しました。企業が労働者を解雇して、その理由を就業規則の条文を示しただけなどあり得ません。具体的理由を示せば不当解雇であることが鮮明になるから示せないのだ。これは、不当解雇であることを自白しているに等しい。ふざけるな! 本団交で違法・不当な事実が暴かれることを恐れた八王子西郵便局当局が焦りにかられて違法・不当な解雇を強行したことが改めて明らかになりました。

<解雇回避義務>も全くやらず即日解雇


 そもそも今回のS君に対する解雇手続きそのものが異様で不備のかたまりです。解雇通知は「辞令」一枚に記載された一行のみ。しかも解雇理由を問いただすと、就業規則の抜粋を一枚ベタ打ちしたメモを手渡すのみ。しかも即日解雇であるにもかかわらす、解雇予告手当ての支払い手続きが行なわれていない。こんなでたらめな解雇は無効であり、絶対認められません !さらに今回の解雇は「普通解雇」であると称していますが、①解雇の合理的理由を明らかにしない、②十分な指導・教育が行なわれていない、③解雇の回避義務を全く行なっていない、という問題です。この点を次々と追求された八王子西郵便局当局は、ついに「そう思ったから解雇した」とまで言い切り、不当解雇であることを自ら暴露しました。ふざけるな! こんな解雇が許せるか! 八王子西郵便局は、S君への違法・不当解雇を即刻撤回せよ!




 郵政非正規ユニオンと合同労組八王子は、解雇通告がなされて以降、連日S君を先頭に就労闘争を闘っています。「解雇撤回」を訴えるビラを、出勤してくる労働者に手渡し、トラメガで当局の不当性を暴く訴えも行っています。
 今やすっかり「ブラック企業」として有名となった日本郵便株式会社の極悪な労務支配をうち破るたたかいに、入社1年目の青年労働者がたちあがることで、悪徳管理者の暴虐を衆目の目に暴き出したのです。このたたかいに励まされ、新たな闘いが開始されています。
 八王子西郵便局で働いている全ての労働者のみなさん。とりわけJP労組のみなさん。職場の仲間が違法なパワハラの末、全くデタラメな解雇で職場から排除されようとしています。仲間を守るのは労働組合の当然の行動です。共に立ち上がりましょう。



 次回団体交渉◇日時 4月18日(金)15:00~◇場所 横山市民集会場(八王子市並木町15-15 横山事務所2F)みなさんお集まり下さい。

ビラへのリンク

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

〒192-0046 東京都八王子市明神町4-14-5
リーベンスハイム八王子2-203 合同労働組合八王子
メールアドレス: gorohachi2007@gmail.com
(ご注意: 上記メールアドレスをお使いの場合、全角文字の@を半角文字の @ に打ち直してご使用ください)
Copyright (c) 2007-2018 合同労働組合八王子. All Rights Reserved.