2013/07/21

8・5闘う合同一般労組総決起集会に集まろう!

合同・一般労組全国協共同代表/広島連帯ユニオン書記長 壹貫田康宏

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全国の合同一般労組で闘う皆さん!

福島原発事故がいまだ収束せず、大量の放射性物質を垂れ流しているというのに、政府、電力会社は何の反省もしていません。何の責任もとっていません。そればかりか、原発再稼働を進め原発輸出さえ行おうとしています。絶対にゆるせません。

ヒロシマ・フクシマ、被曝労働拒否の闘いと一体で闘おう

高線量下での生活を強制されているフクシマの現実、そして原発労働者は重層的な下請け構造のもとでメチャクチャな被曝を強制されてきました。それだけでなく、除染労働者や復興に携わるインフラ労働者なども被曝の危険にさらされながら働いています。
ヒロシマ・ナガサキの被爆者は、内部被曝の影響を否定する政治のもとで苦闘してきました。フクシマを無かったことにし、労働者に被曝を強制している現実も全く同じではありませんか。動労水戸の被曝労働拒否のストライキは、労働組合の団
結でそうした現実を変えることが全く可能だということを示しています。

闘う労働組合を甦らせ、この腐り切った社会を変えよう

ついに2000万人を超えた非正規労働者の現実も全く同じです。非正規労働者にとどまらず命を削りながら働かざるを得ない現実が全社会を覆いつくしています。とりわけ青年労働者は、未来を展望することすら奪われています。「経営のためには原発再稼働が必要」(葛西JR東海会長)とは何という言い種か!文字どおり「命より金」です。こうしたことがまかり通っているのは、労働者が正規・非正規、民間・公務員など様々なやり方で分断され、労働者の団結が破壊されているからではありませんか。既成の労働組合が労働者の声を押さえつけてきたからではありませんか。闘う労働組合を甦らせ、安倍政権を一刻も早く打倒し、世界の労働者の団結によってこの腐り切った社会を変えよう!

8・5ヒロシマ世界大会~8・6ヒロシマ大行動に大結集を!

被爆68周年、どんな困難にも核廃絶の未来に希望をもって苦闘してきた被爆者の闘いを、全国、全世界の労働者の闘いと一体となって本当の解放に向かって大きく前進させる時がきました。
被爆者の闘いを体制内に押しとどめてきた原水禁運動は、この夏、これまでの連合・核禁会議と共催の集会を中止しました。労働者の再稼働反対の声が「もう一緒にやれない」現実を強制したのです。根底には国鉄闘争全国運動や動労千葉の高裁要請署名が労働者の心をとらえ、体制内指導部の制動を打ち破って闘う労働組合を甦らせようとしているからに他なりません。
8・5闘う合同一般労組総決起集会を成功させ、8・5全原発廃炉再稼働阻止ヒロシマ世界大会・8・6ヒロシマ大行動に大結集しよう!

◆合同・一般労組総決起集会
8月5日12 時15 分~14 時15 分(12 時開場)
場所:広島市アステールプラザ・中ホール

合同・一般労組全国全国協議会サイトから転載

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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