2014/03/31

郵政非正規ユニオンNEWS NO42号

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UbThDMXFuamViMDA/edit?usp=sharing


2014年3月31日1年も満たない
新卒人社の社員の解雇は無効だ
八王子西局はS組合員を直ちに職場に戻せ
 

前代未聞の違法解雇だ
第1回団交で違法性が明らかに


 八王子西局のみなさんご苦労様です
 八王子西局によるS君解雇を絶対に認めることは出来ません。
 S君は無期限の労働契約を結んでいる社員であり、権限を有する会社が労働契約を一方的に解除〔解雇〕することは出来ません。
 会社は、就業規則第18条の1項と4項による、「職務適応能力の欠如」ということをデッチあげ、一切理由を述べず、いきなり解雇を通告してきました。就業規則18条だけでは解雇はできません。特に新卒入社の社員の解雇は、解雇権の乱用が厳しく制限されています。まず社会通念上誰が見ても相当であるという事。また他職種等において、配置転換などの解雇回避の努力義務がなされているかどうか重要な点になります。
 会社は、そのような努力をまったく行なっていません。
 それどころか、会社は昨年12月以降、S君を自主退職に追い込もうと激しいパワハラ攻撃と暴力事件をデッチあげてきました。こうした退職強要に対しS君は断固闘いました。
 追いつめられた会社が、違法な解雇を強行してきたのです。

団体交渉で暴かれた違法解雇のオンパレード

八王子西局前S君の決起と怒りの弾劾にしどろもどろの八王子西局


 3月26日、S君の解雇について、八王子西局との団体交渉が行なわれました。団体交渉に現れた武井総務部長、志村お客さまサービス部長はウソと不誠実な対応に終始しました。これに対してS君の激しい怒りが叩きつけられました。武井総務部長らは、まったく反論することも出来ず、しどろもどろに頭をたれている始末でした。
 志村部長は、解雇の理由について、メモを見ながらS君の八王子西局に於けるロープレ(接客研修)試験が不合格であること等を解雇の理由に挙げましたが、このような理由で解雇することなど出来ません。
 S君の解雇理由について、志村部長が保持しているメモを資料として提出することを求めましたが、拒否しました。また志村部長の答弁は、終始ウソに塗り固められていました。心ある先輩社員がS君にアドバイスなどをすると、志村部長が飛んできて、先輩社員を恫喝する事などが日常的に行なわれていたことを。「やっていません」などと開き直りました。
 武井総務部長は、正規社員の解雇に対する厳しい制限があること。例えば、他職種の変更などの解雇回避の努力義務などしたのかについての質問に、具体的には何も行なっていないことが明らかになりました

志村部長「数字は人格」の反動的主張の推進者であることを自認

 志村部長は団体交渉の中で、現東京支社営業課長茂垣氏らが主張する「数字は人格」なる反動的主張の同調者であることを認めました。
 このような反動的主張の下に、「使えるやつ、使えないやつ」等と主観的に差別し、目標を早期に達成しなかった社員を、使えないやつとして、激しく退職強要を行なってきたのです。
 このような志村氏らの考え方は、新自由主義といわれる、「命よりお金」という考え方です。その一方では、「万人は一人の為に、一人は万人ために」という人間社会の本来のあり方を否定し、労働組合、団結などを嫌悪してきたのです。
 このような営利至上主義の考え方は、JR北海道での事故の頻発、3・11東日本大震災、福島原発事故で完全に破産しているのです。
 志村氏らの超反動的考えの下に、多くの社員と家族が痛めつけられ苦しめられてきています。八王子西局に於けるS君解雇撤回闘争は、労働者が人間らしく生き、団結を取り戻す闘いです。
 正規・非正規社員のみなさん明日はわが身と言う言葉がありますが。今起きていることはまさにそのことです。共に闘いましょう。

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2014/03/28

第1回団交 不当解雇に怒り噴出!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBbGFTVjZSXzVmMVU/edit?usp=sharing



「解雇理由」の文書提出すら拒否する当局

 3月26日、第1回団体交渉が横山市民集会場で開催され、当局から武井総務部長、志村客サ部長、堀内窓口営業部長、堀口総務課長の4名が出席、郵政非正規ユニオン・合同労組八王子からは十数名が参加しました。団交冒頭、組合の代表者が名刺を差し出したにもかかわらず、管理職らは名刺を「切らした」などと言って提出せず。日頃「礼儀」を云々している管理職がとんだ非礼ぶりをさらけ出しました。
 冒頭、「具体的解雇理由について文書での提出」を求めたにもかかわらず、八王子西郵便局当局は「内部文書」を理由に提出を拒否しました。企業が労働者を解雇して、その理由を就業規則の条文を示しただけなどあり得ません。具体的理由を示せば不当解雇であることが鮮明になるから示せないのだ。これは、不当解雇であることを自白しているに等しい。ふざけるな! 本団交で違法・不当な事実が暴かれることを恐れた八王子西郵便局当局が焦りにかられて違法・不当な解雇を強行したことが改めて明らかになりました。

<解雇回避義務>も全くやらず即日解雇


 そもそも今回のS君に対する解雇手続きそのものが異様で不備のかたまりです。解雇通知は「辞令」一枚に記載された一行のみ。しかも解雇理由を問いただすと、就業規則の抜粋を一枚ベタ打ちしたメモを手渡すのみ。しかも即日解雇であるにもかかわらす、解雇予告手当ての支払い手続きが行なわれていない。こんなでたらめな解雇は無効であり、絶対認められません !さらに今回の解雇は「普通解雇」であると称していますが、①解雇の合理的理由を明らかにしない、②十分な指導・教育が行なわれていない、③解雇の回避義務を全く行なっていない、という問題です。この点を次々と追求された八王子西郵便局当局は、ついに「そう思ったから解雇した」とまで言い切り、不当解雇であることを自ら暴露しました。ふざけるな! こんな解雇が許せるか! 八王子西郵便局は、S君への違法・不当解雇を即刻撤回せよ!




 郵政非正規ユニオンと合同労組八王子は、解雇通告がなされて以降、連日S君を先頭に就労闘争を闘っています。「解雇撤回」を訴えるビラを、出勤してくる労働者に手渡し、トラメガで当局の不当性を暴く訴えも行っています。
 今やすっかり「ブラック企業」として有名となった日本郵便株式会社の極悪な労務支配をうち破るたたかいに、入社1年目の青年労働者がたちあがることで、悪徳管理者の暴虐を衆目の目に暴き出したのです。このたたかいに励まされ、新たな闘いが開始されています。
 八王子西郵便局で働いている全ての労働者のみなさん。とりわけJP労組のみなさん。職場の仲間が違法なパワハラの末、全くデタラメな解雇で職場から排除されようとしています。仲間を守るのは労働組合の当然の行動です。共に立ち上がりましょう。



 次回団体交渉◇日時 4月18日(金)15:00~◇場所 横山市民集会場(八王子市並木町15-15 横山事務所2F)みなさんお集まり下さい。

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2014/03/27

不当解雇が明確になった!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBaDJXMFd3em5OczQ/edit?usp=sharing


3・26団体交渉をかちとる

 3月26日、かねてから設定されていた団体交渉が横山市民集会場で開催され、当該S君の怒りと郵政非正規ユニオン、合同労働組合八王子両組合員の弾劾がひびきわたり、八王子西郵便局当局は満足な説明もできず不誠実団交であることが露になりました。今回の団交が設定された3月17日以降、厚生労働省労働局によるパワハラ問題での出頭命令が同17日(出頭指定日が3月31日)に下されたこと、さらに本団交で違法・不当な事実が暴かれることを恐れた西郵便局当局が焦りにかられて違法・不当な解雇を強行したことが改めて明らかになりました。

でたらめな解雇がますます明らかに


 そもそも今回のS君に対する解雇手続きそのものが異様で不備のかたまりです。解雇通知は「辞令」一枚に記載された一行のみ。しかも解雇理由を問いただすと、就業規則の抜粋を一枚ベタ打ちしたメモを手渡すのみ。しかも即日解雇であるにもかかわらす、解雇予告手当ての支払い手続きが行なわれていない。こんなでたらめな解雇は無効であり、絶対認められません!
 さらに今回の解雇は「普通解雇」であると称していますが、①解雇の合理的理由を明らかにしない、②十分な指導・教育が行なわれていない、③解雇の回避義務を全く行なっていない、という問題です。この点を次々と追求された八王子西郵便局当局は、ついに「そう思ったから解雇した」とまで言い切り、不当解雇であることを自ら暴露しました。ふざけるな! こんな解雇が許せるか! 八王子西郵便局は、S君への違法・不当解雇を即刻撤回せよ!

 
3・26八王子西郵便局社前にて
S君が連日の就労闘争に決起!


 3月26日、S君が連日の就労闘争にたち上がりました。郵政非正規ユニオンと合同労働組合八王子の仲間と共に、出勤する仲間や道行く人々に「解雇撤回」を訴えるビラまき情宣とトランジスターメガフォンを用いて訴えを行い、就労闘争を貫徹しました。
 当日は午後から会社との団体交渉が予定されており、不当解雇を追求する団体交渉への参加を訴える内容で、「がんばれよ!応援するから」などの声がかけられました。
 今やすっかり「ブラック企業」として有名となった日本郵便株式会社の極悪な労務支配を打ち破るたたかいに、入社一年目の青年労働者がたち上がることで、悪徳管理者の暴虐を衆目の前に暴き出したのです。このたたかいに励まされ、新たなたたかいが開始されています。
 八王子西郵便局に働くみなさん、日本郵便株式会社に働くみなさん、そしてすべての労働者のみなさん、市民のみなさん。私たちと共に、パワハラなど違法・不当な労務支配を繰り返す資本とたたかう労働組合に結集し、ブラック企業とその手先とたたかいましょう。たたかわなければ生きていけません。たたかえば必ず勝てるのです。S君と共にたたかいましょう!

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三里塚反対同盟が呼びかけ、3.23東京で全国集会&デモ

http://million.at.webry.info/201403/article_9.html

3月23日午後、東京・芝公園で三里塚芝山連合空港反対同盟主催の「控訴審闘争勝利・市東さんの農地を守ろう!3.23全国総決起集会」が開かれました。毎年、成田市三里塚現地で開かれていた全国集会が、東京で開かれるのは初めてです。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2014/03/26

解雇撤回!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBNjNaa1g4QjdyZHc/edit?usp=sharing


本日の団交で当局の悪事を暴き出す

 3月24日、日本郵便株式会社はS君を全く不当にも解雇ました。こんな暴挙は絶対に許せません! 本日(3月26日)の団体交渉で八王子西局の管理職どもが違法・不当なクビ切りをやったことを徹底的に暴き出してやる!
 これまで八王子西局当局は、S君の人格を踏みにじる暴言・パワハラを繰り返してきました。S君は理不尽なパワハラに必死で耐え、歯を食いしばって頑張ってきました。管理職らのやっていることはS君を一人前の職員に育てるのではなく、悪質な退職強要でS君を退職に追い込もうとすることでした。川嵜局長! 志村部長! 退職強要がうまくいかなかったら解雇なのか!
 2月28日の団交申し入れ行動の時、武井総務部長は「退職強要はしていません」と言った。ふざけるな! パワハラで自主退職に追い込めなかったから解雇ということは、パワハラが退職強要そのものであったことを自白してるということだ! こんな違法・不当な解雇が通用するか! 当局(資本家ども)が気に入らないと思ったら誰でもクビ切ってかまわないというのか!

追い詰められてのデタラメ解雇で墓穴を掘った当局

 S君は郵政非正規ユニオンと合同労組八王子に加入して闘いに立ち上がりました。本日の団体交渉、さらには31日に労働局から、パワハラの実態調査のため八王子西当局は出頭が命じられていました。その矢先の突然の解雇です。これでは、八王子西局当局は、自らの悪事が暴かれるのを恐れて、追い詰められたあげくS君を突然解雇したとしか言いようがありません。
 「解雇辞令」には、たった一行「就業規則第18条第1項第1号及び第5号の規定により解雇する」とあるだけだ。「○月□日をもって」とも明記されていない。いつ解雇なんだ? 辞令の発行日が記載されていればそれでいいというのか! しかも1ヶ月前の解雇予告はなされていない。解雇予告手当が支給されて然るべきなのに、それもない! デタラメにもほどがあると言うものだ! こんな解雇は無効だ!

 S君が再三にわたって「説明して下さい」と説明を求めたにもかかわらず局長・客サ部長らは「あなたが理解力がないのを棚に上げて聞かないでください」と説明すらしない。「諭旨解雇なのか?、懲戒解雇なのか?」も説明しないのだ。それどころか勝手にロッカーを開けて私物を取り出し、会議室で制服を着替えさせ、
 「帰ってください。警察呼びますよ」とまで言ってきた。ふざけるな!
 もはやコンプライアンスも法令遵守もありません。とにかくS君のクビを切ってしまって、あとで裁判で負けたってかまわない、とにかく職場から排除しろというやり方です。
 こんな理不尽な解雇は聞いたこともない。日本郵便株式会社はブラック企業になり果てた!
 八王子西局当局よ! 労働者をなめるな!われわれは解雇撤回まで闘うぞ!




2014年 3月 25日

日本郵便株式会社
代表取締役社長兼執行役員社長
高橋 亨 様

郵政非正規ユニオン執行委員長
 齋藤 裕介

合同労働組合八王子執行委員長
 清水 啓安

〒190-0046八王子市明神町4-14-5
リーベンスハイム八王子2-203
TEL&FAX 042-644-9914
Eメール gorohachi2007@gmail.com


申入書


 S組合員に対する2014年3月24日付辞令において、会社は違法・不当な解雇通告を行ってきた。我々組合はこの暴挙を断じて許さない。
 そもそも会社側は当該組合員に対して、度重なる退職強要と受診を業務命令で強制するという違法行為、さらに暴言・パワハラを繰り返してきた。さらに3月26日に応諾した団体交渉と3月31日に出頭を命じられた東京都労働局によるパワハラ調査を嫌悪したものは明らかであり、前代未聞の暴挙である。
 このような違法・無法な解雇を行う日本郵便株式会社に対し、我々組合は当該組合員を先頭に断固として闘うことを宣言すると共に、違法・不当な解雇を即時撤回することを申し入れる。

以上

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2014/03/25

不当解雇を撤回させるぞ!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBb3FpSjdZUzlFaEk/edit?usp=sharing

解雇予告手当ても日付もないデタラメさ!

 3月24日、日本郵便株式会社はS君を全く不当にも解雇してきた。断じて許すことはできない! 怒髪天を突く思いだ!
 「解雇辞令」には、たった一行「就業規則第18条第1項第1号及び第5号の規定により解雇する」とあるだけだ。「○月□日をもって」とも明記されていない。いつ解雇なんだ?辞令の発行日が記載されていればそれでいいというのか! しかも1ヶ月前の解雇予告はなされていない。解雇予告手当が支給されて然るべきなのに、それもない! デタラメにもほどがあると言うものだ!こんな解雇は無効だ!
 S君が再三にわたって「説明して下さい」と説明を求めたにもかかわらず局長・客サ部長らは「あなたが理解力がないのを棚に上げて聞かないでください」と説明すらしない。「諭旨解雇なのか?、懲戒解雇なのか?」も説明しないのだ。それどころか勝手にロッカーを開けて私物を取り出し、会議室で制服を着替えさせ、「帰ってください。警察呼びますよ」とまで言ってきた。ふざけるな!

団交で悪事が暴かれるのを恐れて解雇!

 これまで川嵜局長、志村部長らは、S君の人格を踏みにじるパワハラを連日仕掛けてきました。それでもS君はなんとしても一人前の社員になろうと歯を食いしばって頑張ってきました。しかし管理職らはS君を育てるのではなく、より悪質な退職強要を繰り返してきました。川嵜局長! 志村部長! 退職強要がうまくいかなかったら解雇なのか! ふざけるのもいい加減にしろ!
 思い悩んだあげくS君は郵政非正規ユニオンと合同労組八王子に加入して闘いに立ち上がりました。3月26日には団体交渉が設定され、さらに31日には労働局から、パワハラの実態調査のため八王子西当局に出頭が命じられていました。その矢先の突然の解雇です。これでは、八王子西局当局は、自らの悪事が暴かれるのを恐れて、追い詰められたあげくS君を突然解雇したとしか言いようがありません。
 もはやコンプライアンスも法令遵守もありません。とにかくS君のクビを切ってしまって、あとで裁判で負けたってかまわない、とにかく職場から排除しろというやり方です。
 こんな理不尽な解雇は聞いたこともない。日本郵便株式会社はブラック企業になり果てた! 八王子西局当局よ! 労働者をなめるな! われわれは解雇撤回まで闘うぞ!

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NAZEN通信11号

http://4754e3a988bc1d78.lolipop.jp/tsushin11.pdf 



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2014/03/21

フクシマを忘れない!さようなら原発3・15脱原発集会に5500名



「さようなら原発」一千万署名市民の会が主催した脱原発集会が、3月15日(日)午後、日比谷野外音楽堂で開かれました。暖かい陽射しの中、会場いっぱいの参加者があり、集会後東京駅までデモを行い、原発再稼働反対を訴えました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2014/03/20

東京都労働局が八王子西局に出頭命令

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2URlhSeTM1SXpjSjg/edit?usp=sharing


S君へのパワハラ・暴行事件デッチあげをやめろ!
東京都労働局が八王子西局に出頭命令

暴行事件デッチあげに職場、地域、全国から怒りの抗議

 八王子西局のみなさんご苦労様です
 3月14日、郵政非正規ユニオンと合同労働組合八王子は、志村お客さまサービス部長の、S君への暴行事件デッチあげを弾劾し、S君を先頭に早朝ビラ撒きと昼休み抗議行動に決起しました。
 2月28日の団体交渉申入れ以降、職場の仲間から「頑張って下さい」「なんとひどい局なのか」等々意見が寄せられました。
 朝散歩中の、都内区役所の元労働者は私たちのビラを見て、「これはひどい、組合はなにもしないのか」。
 周辺の住民の方々も、八王子西局の暴行事件デッチあげに怒りを表明しています。
 昼休みの抗議行動では、来局した男性が私たちの演説を最初から最後まで聞いていて、シュプレヒコールを一緒に行いました。それを見た管理者らは脱兎のごとく局舎に逃げ込みました。川嵜局長・志村部長らは、私たちの前に顔をだすことも出来ませんでした。
 郵政非正規ユニオンと合同・一般全国協議会の仲間は、全国の郵便局に連日ビラを撒いています。
 川嵜局長・志村部長らの暴行事件デッチあげ退職強要に全国から怒りの声があがっています。
 志村部長は、はめ込みの卑劣な暴行事件デッチあげを撤回し謝罪せよ。

退職強要パワハラに東京都労働局も動く

 3月17日東京都労働局から八王子西局へ、3月31日に東京都労働局に出頭し、S君にたいするパワハラについて説明をするよう命令が下されました。
 さらに現在もパワハラが行なわれているようなら、直ちに東京都労働局に報告するよう連絡がありました。
 S君の申立てに、東京都労働局もあまりにひどい、パワハラによる退職強要に異例の速さで動いたのです。
 労働局に出頭することは元より、直ちに正常の業務にS君を戻せ。そして直ちに団体交渉に応じろ。

坂篤郎元日本郵政社長ら24名の顧問に年間一人1千万円の報酬


 3月7日付けの各紙は、坂篤朗元日本郵政社長ら3社の24名の顧問が、週1日程度顔を出すだけで一人年間1千万円、合計で二億四千万円の報酬を懐にしていることが暴露されました。報道された直後に、坂元社長をはじめ24名の顧問全員が一斉にやめました。散々うまい汁を吸って、やばくなったら一斉にやめたのです。
 こんな連中の為に、東京支社茂垣営業課長や志村部長らは、「数字は人格」なる荒唐無稽なデマをデッチあげ、営業目標を達成した者だけが人格者であり、営業成績が挙げられなかった者は人格が否定され、S君のように、本来の業務からはずし、監禁し、性的いやがらせ等々や暴行事件をデッチあげ退職に追い込もうとしているのです。
 ブラック企業日本郵便が行なっていることは、青年を指導して育てるという企業の社会的使命を投げ捨てて、ただただ出世と金儲けの為に「使えるやつ、使えないやつ」などと差別的に選別し、「数字は人格」等と主張し青年を使い捨てにしているのです。こんな企業が、まともな企業になるわけはありません。
 本来人格なるものは、法令を遵守し、他の人を尊重するといったことであり、会社(株主)の金儲けのために尽くすことが「人格」だなどとは、とんでもない暴論です。
 志村部長らは「人格」を主張するなら、まずコンプライアンス(法令遵守)にどう答えるのか。『職場の上司などで権限を持つ者が、部下の業務上の具体的な訂正点を指摘するのではなく、専ら部下の人格を否定するいやがらせを執ようにおこなうことはパワハラ』であると、日本郵便のコンプライアンス・ハンドブックで書かれているのです。
 志村部長らが行なっていることは、コンプライアンス違反そのものです。暴行事件デッチあげなど絶対許すことは出来ません。

S君への退職強要は全社員への攻撃

 S君への退職強要の攻撃は、集配営業の正規社員をも含む全体に対する退職強要の始まりです。
 郵政民営化の破綻と日本郵便の危機の中で、日本郵便はあるべき姿として、儲からない郵便事業は基本的に外注化か、低賃金の非正規社員に押し付け、正規社員はかんぽ生命、郵貯銀行の営業委託業務を中心とする日本郵便に大きく変えようとしています。
 そのために全社員を営業に「使えるか、使えないか」を基準に、当局が一方的に「使えない」と選別した社員は、解雇の難しい正規社員を、「限定正社員」への移動か、パワハラによって疾病させ、自主退職におい込むというものです。
 S君に掛けられている退職強要の攻撃は、その始まりであることは間違いありません。
 みなさんの団結の力で、S君を守ることは決して不可能なことではありません。
 正規社員と非正規社員の分断を打ち砕き団結し、職場を回しているのは私達だという労働者の誇りを取り戻した時、必ず勝利の道は切り開かれます。郵政非正規ユニオンと共に闘おう。

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2014/03/16

3年目の3.11

「生き残りをかけた闘いに起つ、
もう一歩覚悟を決める日にしていこう」(椎名さん)

http://million.at.webry.info/201403/article_6.html


3.11反原発福島行動に参加してきました。会場の郡山総合体育館には、福島現地を軸に全国各地、ドイツ・アメリカ・韓国からも参加があり、1100名が集合。全体集会前からもプレイベントととして、郡山駅前でパフォーマンスやアピール、会場の中でもミニコンサートなどがあり、「あきらめられるか!忘れられるか!福島の怒りはおさまらない!」と、福島切り捨て・再稼働に走る安倍政権へ福島の怒りを叩きつけました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2014/03/15

労働組合のもとに怒りの声、集中を! の改訂

3月13日に公開した記事(アンケート部)の誤りを訂正しました。

 http://gorohachi.blogspot.jp/2014/03/blog-post_14.html

ここにお詫び申し上げます。

2014/03/14

八王子西局は直ちに団体交渉に応じろ

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBcjluZ29wZFhLVGM/edit?usp=sharing


八王子西局は直ちに団体交渉に応じろ
卑劣なでっち上げは許せない!


 八王子西郵便局で働く全ての労働者のみなさん。すさまじいパワハラが繰り返されている八王子西郵便局で、S君は郵政非正規ユニオンと合同労働組合八王子に加入し、労働組合の団結の力で日々パワハラ攻撃を跳ね返しています。
 焦った八王子西郵便局当局は、ついに「暴行」のでっち上げをやってきました。この卑劣な手段に手を染めた志村客サ部長は絶対に許すことはできません。

触れてもいないボールペンで「殴った」?!

 3月12日、この日から午後4時5分~4時15分の時間帯を「質問タイム」と設定されましたが、S君は保険商品の約款について志村部長に質問していました。志村部長は「分からない所はどこ?」とパンフレットをS君の前に差し出して聞くふりをしました。S君は「ここです」と手にしていたボールペンでパンフレットの中央部分を円を描くように示しました。と、その時突然志村部長は「痛っ!」と言って手を引っ込め、なんと「ボールペンで殴った、清水課長これも書いといて」と言って近くにいたに清水統括課長にメモをとらせたのです。
 すかさずS君は「嘘です」と言いましたが、志村部長は居合わせた職員に「今の私のやりとりが正しいと思う人」と言って、職員に手を挙げさせたというのです。

こんなでっち上げ通用するか! 労働者をなめるな!


 このいきさつを見れば志村部長の演技はミエミエです。仮にボールペンが触れたとしても「殴った」とは絶対になりません。こんな露骨なでっち上げが通用すると思っているのか!
 八王子西局当局は、S君を退職に追い込むためこの間、ありとあらゆるパワハラでS君の人格を傷つけ自主退職に追い込もうとしてきました。しかし、それが通用しないとなるや、ついに卑劣なでっち上げという手段に訴えてきたのです。通称「ころび」といわれるこの手のでっち上げは、ブラック企業の常套手段です。天下の日本郵便株式会社が、こんな薄汚いでっち上げに手を染めるとは、なんとも見下げ果てた限りです。
 こんな卑劣なでっち上げは断じて見過ごすわけにはいかない。青年労働者を暴言・あざけりの言葉で侮辱し、いたぶることを業としているこの手の管理職に対して、労働組合に団結して反撃するということがどういうことか思い知らせてやる。労働者は一人では弱いかもしれないが、労働者が団結すればどれほどの力を持っているか見せつけてやる。なめるんじゃない!

陰湿なパワハラを直ちにやめろ!


 S君が郵政非正規ユニオンと合同労組八王子に加入し、団体交渉を要求して闘いを開始してから露骨な罵詈雑言こそ鳴りをを静めましたが、陰湿で悪質なパワハラはまだ続いています。
 3月7日、S君がトイレに行く旨伝えると川嵜局長は「そんなにトイレに行きたいなら好きなだけ行きなさい。あなたの机もトイレに置きましょう。それならトイレが近いからいいでしょ」と言ってきた。側にいた志村部長が「局長、またビラに書かれますよ」と笑いながら言ったことに対して局長は「いいよ、別に」とうそぶき、さらに「女子トイレかもしれません」とまで言い放ったのです。もはや品性を疑わざるを得ません。

直ちに団体交渉に応じろ


 八王子西局で働くみなさん。こんな非人間的な蛮行を許していいのでしょうか。未来のある新人青年社員を痛めつけ、疾病や退職に追い込む行為を直ちにやめさせましょう。
 ある日の朝礼で志村部長は「数字で人格は決まりますから」と言ったそうです。営業成績を上げるためならどんなことでもやる、郵便局の体質を象徴する言葉です。「数字」すなわち営業成績が人格まで決める――成績の上がらない労働者は人間じゃないとまでいうのか! 金儲けがすべてという企業体質をぶっ壊そう!
 八王子西局当局は、われわれの再三にわたる団体交渉の要求に対して3月11日にも団交を引き延ばす「通知書」なるものを送付してきました。当局は団交議題の「具体的内容が明らかでないから」「相当な準備が必要」と述べていますが、これこそ団交を引き延ばすための方便です。当局のやってきた数々の悪行はすべてお見通しだ! 今さらいくら言い逃れを準備しても無駄だ。直ちに団交に応じろ!

ビラへのリンク



労働組合のもとに怒りの声、集中を!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBUFdRalNFdjhWY0E/edit?usp=sharing



 労働組合のもとに怒りの声、集中を!

1月24日朝日新聞『ケア労働で生きる』より
35人の朝食を2人で介助、死亡事故も


 社会福祉法人が経営する特別養護老人ホーム(大阪府)の食堂で、35人の入居者が朝食をとっていた。夜勤あけ職員2人は、トイレ誘導や薬の配布に追われていた。「あっ!」。入居者の1人の意識がない。食べ物をのどに詰まらせた。搬送された病院で治療をうけたが意識を取りもどす戻すこと亡くなった。
 「ついに起きた」。男性の正規職員(32)は思った。この時間帯は人手が足らず、増員を施設長に求めていた。だが、かえって、「働き方が非効率」「人を増やせば、今の職員の給料を減らす」。こんな言葉が返ってきた。
 食事介助、おむつ交換、シーツ交換、ゴミ捨て、入浴―。分刻みの流れ作業だ。「利用者とおしゃべりする余裕はない」。入居者に話しかけられ立ち止まると、「仕事して」と先輩職員から注意される。
 夜勤は多いときで月7回。夜は職員3人で70人をみる。ナースコールがあちこちでなり、そのたびに走る。男性職員の月給は手取り21万ほど。0歳の息子を妻と共働きで育てる。
 数年前まで、介護とは別の仕事をしていた。残業も多かった。祖母が認知症になり特養に入った。栄養摂取の管を鼻から外そうともがき、家族や職員にとめられては、つらそうな表情を見せていた。「いい介護をしたい」と自らヘルパー2級を取得、転職した。
 理想と現実の間で苦しむ。食事中、トイレに行きたがる入居者を食堂に引き戻し、泣かれた。「人生を豊かにする仕事のはずなのに、その人の尊厳を奪っている」。それから、職場で労働組合を結成。職員配置などについて法人側と交渉をはじめている。

労働組合のもと力を合わせよう

 ベストライフの現場ではいかがでしょうか。特に2009年ユニット制強行以降、現場は少ない人員でまわされてきたのではないでしょうか。そのなかで事故や矛盾が生じていな
いでしょうか。
 労働組合は、労働者が自らと仲間の生活と権利を守るために生み出した団結体です。ベストライフでも労働組合のもと、力を合わせることができれば、全国の労働者と結びついて介護現場の現状をかえていくための力となると思います。

皆様の会社に対する要望教えて下さい

 お願いがあります。ベストライフが指示してくる業務のなかで、皆様が「これは辛い」「時間をもっとかけさせてほしい」「介助に1人対応では不安だ、もう1人つけて」などご要望を教えていただけないでしょうか。お名前、施設名を公表することは致しません。皆様の思うことを会社との団体交渉に要求を出していきたく思います。また、全国のベストライフの労働者の皆さんと力合わせられる一歩となると思います。既にご意見を頂いた皆様へも再度お答え頂けると幸いです。メール、郵送先は表面にあります。

A、現場で職員は足りないとお感じでしょうか?
   1)足りない  2)足りている

B、Aで1)と答えられた方へ、あと何人位職員が必要とお感じでしょうか?また、職員が少なくて不安な場面を教えて下さい。
   (                              )

C、施設の夜勤体制は何人ですか?

D、ベストライフがユニット制強行後行なっている「検証」についてどう思いますか?
   1)あってもよい2)なくしてほしい  3)どちらともいえない、
   4)他(                            )

E、ベストライフで勤務しての疲労状況について。
   1)非常に疲れる  2)疲れる  3)今のところ何とかなる

F、ベストライフで働いていて嫌なことは何でしょうか
   (                              )

G、ベストライフの賃金についてどう思いますか?
   1)低い  2)十分

H、Gで1)低いと答えた方へ、基本給が何円上がると良いと思いますか?
   (                              )

ニュースへのリンク

2014/03/13

八王子西郵便局はS君への退職強要を直ちにやめろ!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBTHdXQTlfb05SSms/edit?usp=sharing


八王子西郵便局は
S君への退職強要を直ちにやめろ!

2015年株式上場を止めよう!

 現在、八王子西郵便局で許しがたい退職強要が行われています。
 私たち全逓労働者部会は、この違法な退職強要を行う八王子西当局と東京支社営業部・茂垣課長を絶対に許しまもがきせん。彼らを職場からたたき出すまで闘います。郵便局ではたらく労働者のみなさん、共に闘おう!

常軌を逸した退職強要


 S君は昨年4月、22歳で日本郵便株式会社に就職し、6ヶ月間の研修を終えて、八王子西郵便局のお客様サービス部に配属されました。ところが昨年12月ロールプレーイングが実施されたころから、突然管理職から「お前はパラサイト(「寄生虫」の意味)だ」、「お前を辞めさせる」などという露骨な退職強要が始まりました。
 以来連日すさまじいパワハラがくり返されています。「コミュニケーション能力がない」とか「トイレに行ってさぼっている」とか、あげくの果てに「話しかけるな」「壁時計を見るな」「お前は背後霊だ」とまで…。これはS君の人格を否定する暴言です。上司としての職務上の地位を利用してこれらの暴言を浴びせる行為は明白なパワーハラスメントそのものです。
 2月28日、八王子西郵便局当局はS君に「3月7日までに病院で受診するよう」業務命令を発令してきました。病院で受診しろなどということは、業務命令で強制することはできません。メンタルにかかわる疾患を理由とする受診の強制は、明白に違法行為です。管理職が「お前は病気だ」と決めつけて、産業医に診察させて無理矢理「精神病」にしてしまう。これはブラック企業が労働者を退職に追い込む常套手段です。民営化によって、郵政は最悪のブラック企業になった!

東京支社営業部・茂垣課長が陣頭指揮に

 この違法な退職強要の陣頭指揮にたっているのが東京支社営業部・茂垣課長です。茂垣課長は、かつて王子局においてヤクザまがいの脅迫と休日出勤の強制、目標未達成の社員を次々に退職に追い込む中で、目標額を達成させたことを「評価」されて異例の「出世」で東京支社の営業部課長におさまりました。そして現在、東京各局の指導を直接行うとして、支社には出勤せず東京の各局を回り、目標「未達成」の社員を脅迫し退職に追い込んでいるのです。こうした茂垣課長が八王子西局に顔を出し、八王子西局の局長・部長・課長を指導し、局をあげてS君への退職強要を行なっているのです。
 断じて許せません。共に闘おう!

パワハラの元凶は「中期経営計画」だ


 2月26日、日本郵政・西室社長は、2015年株式上場に向けて「中期経営計画」を発表しました。計画の概要は「4200億円をつぎ込んで郵便局舎や設備を一斉に改修する。さらに20~25カ所の郵便局を統廃合する一方、年10カ所で新規出店し、郵便局ネットワークの効率化をはかる」(『読売新聞』)、「『ゆうパック』 の年間取扱量を2割増の5億個として、業界シェアを10%から15%に引き上げる」「かんぽ生命は新規契約保険料を17%増の月額500億円とする」(『毎日新聞』)等々というものです。「中期経営計画」の正体はいっそうの人減らしと合理化の推進です。とんでもありません。

立ち上がったS君を職場の団結で守ろう!

 S君に対する違法な退職強要は、こういう日本郵政の民営化・株式上場推進の方針から出ています。そしてS君への常軌を逸した違法な退職強要は、けっして彼だけの問題ではありません。
 S君に対する人間破壊のパワハラ攻撃は、S君のみならず郵便局ではたらく全労働者の問題です。S君を職場・ 産別の団結で守りぬこう。
 S君は、郵政非正規ユニオンと地域の合同労組に入って、八王子西郵便局に団交を求めて立ち上がりました。「八王子西郵便局当局はS君への退職強要を直 ちにやめろ」の声を全国の職場から上 げよう。JP労組は、労働組合として「S君を守れ」の声を上げるべきだ!
 現在、全国の職場では「人員不足を解決しろ」「年休がとれる職場を」「全員を正社員にしろ」「営業の強要をやめろ」「おれ達の賃金を下げての株式上場は認められない」等々の怒りの声が上がっています。職場で資本と闘うことで、S君への退職強要攻撃を粉砕しよう。
 再度、訴えます。退職強要を行う茂垣課長を郵政職場からたたき出すまで、共に闘おう!




過労死許さず闘う労働組合を!
10割非正規化をめざす安倍政権


解雇撤回・JR復帰の最高裁10万筆署名にご協力を!
 

派遣が無制限に可能

 来年4月からの適用をめざしている労働者派遣制度の見直し案について、厚生労働省は1月
29日の労働政策審議会で最終報告をまとめました。今国会に提出する方向です。見直し案には、3年ごとに派遣社員を交代させれば、企業はどんな仕事でも期限を定めずに、同じ業務をずっと派遣労働者に任せられることが盛り込まれています。
 3年の期間を超えて派遣を利用したい企業や、人材派遣会社にとっては、大幅な規制緩和となります。1985年の制定以来、現行の労働者派遣法は、派遣労働を「臨時的・一時的な働き方」としてきました。しかし今回の改定が実施されれば、企業は永続的に派遣労働者を使用することができます。他方、労働者にとっては3年ごとに職を追われることになります。

新一般職は10割非正規化への攻撃

 そればかりではありません。安倍政権と財界は、正規雇用そのものの解体に手をつけ始めました。「多様な正社員」「限定正社員」「ジョブ型正社員」と称して、仕事や職場がなくなれば自動的に解雇できる「正社員」を大量に生みだそうというのです。財界は、そのための労働契約法の改悪を要求しています。そして、この攻撃の先取りが郵政での「新一般職」の導入です。
 さらに政府の産業競争力会議は、法律による「労働時間の規制」を適用しない働き方を提言しています。現行の労働基準法は、一日8時間以上働かせる場合は、企業に割増賃金を払う義務を課しています。しかし提言では、労働時間と賃金を完全に切り離した雇用契約を結ぶオプションが与えられるべきだとしました。
 第1次安倍政権は、ホワイトカラーエグゼンプション法案が残業代ゼロ法と批判され、国会提出を断念したが、もし本当にどんな業種でも裁量労働制が導入できることになれば、企業は堂々と残業代をゼロにし、長時間労働を強いることができるようになります。

国鉄の分割・民営化と同時期に制定


 もともと派遣法制定以前は、手数料を取って労働者を斡旋することは非合法でした。戦前は、手配師が横行して、労働者を右から左に移動させることでピンハネしました。戦後になって職業安定法が制定され、中間搾取や労働者供給事業など、手配師の横行を禁止したのです。
 しかし、1985年に労働者派遣法が制定され、職安法の例外として、条件付きとはいえ派遣業が解禁されたのです。当時の自民党・中曽根政権は「戦後政治の総決算」を言いながら、国鉄分割・民営化を強行し、他方で労働者派遣法を制定したのです。その後、派遣法はどんどん改悪されて、郵政民営化を強行した小泉政権は、製造業への派遣も解禁しました。
 現在につながる非正規雇用・不安定雇用化の出発点は国鉄分割・民営化だったのです。

民営化攻撃の全歴史をひっくり返そう


 昨年9月25日、動労千葉・鉄建公団訴訟は、不当労働行為を東京高裁に認めさせました。国鉄・分割民営化攻撃をうち破るチャンスをつかみ取ったのです。「法律には勝てない」という敗北主義をうち破る状況を切り開いています。
 解雇撤回・JR復帰の最高裁10万筆署名を実現して、分割・民営化の全歴史をひっくり返そう! 闘う労働組合をよみがえらそう!

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2014/03/12

フクシマを忘れない!さようなら原発3.15脱原発集会

2014年3月15日(土)

日比谷野外音楽堂(東京メトロ「霞ヶ関駅」、都営地下鉄「内幸町駅」下車)
12:30 開場
13:00 オープニングライブ 真相の噂(コントグループ)、岡大介(カンカラ三線)
13:30 開演 司会:木内みどりさん
    福島からの報告 武藤類子さん(ハイロアクション福島)
    呼びかけ人アピール 内橋克人さん 大江健三郎さん 鎌田慧さん 澤地久枝さん
    特別アピール 秋山豊寛さん(元宇宙飛行士・有機農業者)
    被曝労働の報告 なすびさん(被ばく労働を考えるネットワーク)
    原発再稼働の現地報告 松下照幸さん(原子力発電に反対する福井県民会議幹事)
14:30 デモ出発
デモコース 日比谷野外音楽堂~東京電力前~銀座~数寄屋橋~鍛冶橋駐車場前(流れ解散)

福島原発事故から三年。この三年間、目には見えず匂いもないものに、故郷を追われ、蝕まれ、おびえる日々を過ごしてきました。人々の輝かしい未来を幻想してつくられた原子力発電は、大きな負債を未来に背負わす化け物であることを、今や多くの人々は確信しています。原発は人がつくり出したものであり、この化け物と対峙しつづけることは、私たち自身と未来に対する責任です。力強く呼びかけていきましょう!脱原発の声を。

※2014年9月23日(火・休日)は「さようなら原発大集会(代々木公園)」を予定しています。
(9/15とご案内していましたが、変更となりました)。

【ドイツからのメッセージ】
 3年目の3.11を迎え、志を同じくする皆さんへ連帯の挨拶をドイツから送ります。

 地球規模で核汚染を撒き散らし、依然として危機的状況が進行中の福島第一原発。それにも拘わらず世界に向かって『The situation is under control』と得意げに宣言して恥じない日本の首相。私達は、日本人としてとても恥ずかしく思っています。

 2月26日には、ドイツ公共第二TV放送ZDFが『フクシマの嘘 – 欺き、ごまかし、脅かし』というタイトルで、この安倍首相の発言の嘘を実証するドキュメントを放映して大きな反響を呼んでいます。この番組(29分の動画)に、既に日本語字幕が付けられてYouTubeにアップされていますので、未だ観ていない人は是非ご覧下さい。

 ドイツではこのような報道がなされているのに、まるで福島原発事故がなかったかのように、原発の維持、再稼働推進 、既に破綻している核燃料サイクル計画の保持と、とんでもない政策に強気一方で、 民意を全く無視して突進するのみならず、原発の輸出などという危険で無責任極まる『商売』にトップセールスで臨んでいる日本政府について、『とても理解できない』というのが、当然過ぎるほどの当地の反応です。

 私達『さよなら原発デュッセルドルフ(SGD)』は、3月8日(土)に、『第2回フクシマ・デー』としてデュッセルドルフで下記の二つの行事を計画しています。

1)14:00 〜 16:00 脱原発アクションデー 『フクシマを忘れない!』(広場での街宣)

2)17:00 〜 19:00 おしどり・マコ記念講演会 『フクシマの隠された真実』
          (ドイツ語通訳付き)

 また、この2週間ほどの間にドイツ各地でフクシマをテーマに様々な行事が行われますが、フクシマ加害国の一員である私達日本人が、たとえ少人数であっても、参加し発言することがとても重要であると考えています。

 さて、原発事故と並んで、最近の日本の右傾化を憂慮する報道がドイツでも多くあります。昨年末の安倍首相の靖国神社参拝以降、『日本は国際社会からどんどん孤立している。日本のイメージは変わってきており、かつての闇の時代へ戻ろうとしている。世界は今の日本の動きに恐れと警戒を抱いている。』とフランクフルターアルゲマイネ紙の東京特派員カーステン・ゲアミス氏は述べています。

 ゲアミス氏は、NHKの籾井会長や経営委員の発言について、『ドイツでホロコースト(ユダヤ人虐殺)がなかったと公共放送幹部が発言したら、世論が騒ぎ、その日のうちに辞任だろう。ドイツに限らず、こんな発言をする人が職に留まれる国はないと思う。』と言います。

 更に、『アンネの日記』とホロコースト関連書籍が東京の図書館で大量に破損されたという異常で陰湿な事件も、Spiegel、Die Zeit等でも伝えられています。

 これからも、フクシマの惨状をドイツの人々に出来るだけ正確に伝え、彼らを巻き込んで一緒に日本や全世界に向かって即時脱原発を訴えて行きたいと思っています。

 お互いに『焦らず、慌てず、諦めず』息長く活動を続けて行きましょう。

さようなら原発1000万人アクションのサイトから転載

2014/03/11

3.9反原発ゼロ大統一行動(国会周辺)に延べ3万2000人が集う

http://million.at.webry.info/201403/article_4.html


3年目の3.11を直前に、首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会が主催する大集会が、日比谷野外音楽堂で行わました。会場内がいっぱいになったため開会前に門が閉ざされ、会場外にも多くの人々がいて、会場内と外とで一体となっての大集会でした。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2014/03/10

郵政非正規ユニオンNEWS40号

ttps://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UT3hSQ1BLS1g4QUE/edit?usp=sharing



八王子西郵便局はS君へのパワハラをやめろ
団体交渉拒否は不当労働行為だ


団体交渉に直ちに応じろ 組合差別をやめろ

 八王子西局のみなさんご苦労様です。
 八王子西局は、2月28日郵政非正規ユニオン、合同労働組合八王子両組合と、3月3日に団体交渉の日時を伝えるという確認を反故にしました。そして、3月6日両組合の団体交渉要求書に対し、前代未聞の「質問書」を郵送してきました。「質問書」の中味は団体交渉でやる要求項目そのものです。当局は団体交渉を引き延ばすために「質問書」なるものを郵送してきたのです。
 またS君に対して「ビラを配っていることはお前のためにならない」等の組合脱退工作は組合への支配介入の不当労働行為です。
 2月28日のS君の怒りの決起と組合が撒いたビラに、志村部長は「極悪人の志村です」「組合の言い分は一方的だ」等と社員の前で述べ、反省のかけらもありません。直ちに団体交渉を開き、S君の出勤時間を7時30分から8時30分に戻すこと。S君のいる部屋に隠しカメラ、音声記録装置を設置する等の脅しをやめること。トイレやストレッチの許可制をやめること。
 直ちに団体交渉を開催し、監獄以上の監禁状態を直ちにやめ正常な業務に戻せ。これら全ては違法であり、組合差別の不当労働行為である。
 警察署の留置所や刑務所でさえ、トイレの使用、肩や膝の簡単な運動の許可やトイレまでの尾行監視等は行なわれていません。
 S君がきぜんとして、退職強要を拒否することで、当局は生理的・人体的破壊の拷問にも等しいことを行なっているのです。

逓信病院への診察「業務命令」は違法だ

 2月28日八王子西局長は、S君を局長室に監禁し、「精神障害」をでっちあげ、逓信病院で診察を受ける事を「業務命令」として通告してきました。
 逓信病院での診察「業務命令」の根拠は、S君が「健忘症」であり、「精神障害」であるとでっちあげているのです。
 S君にとって「健忘症」というものは、根も葉もないでっちあげです。また「健忘症」は、医学的に治療の対象ではないことは明らかです。いかなる意味でも逓信病院での診察「業務命令」は違法であり、犯罪です。
 かつてナチスドイツが「障害」者をでっちあげ、アウシュビッツのガス室に送り込み大量虐殺を行なった方法と同じやり方で、S君に退職強要を行なっているのです。これは絶対に許されることではありません。直ちに逓信病院での診察「業務命令」を撤回せよ。

退職強要のパワハラは犯罪だ

 八王子西局が行なっているS君へのパワハラは犯罪そのものです。
 S君が、「聴取書」に誤りがあり修正を求めたところ、川嵜局長は「うるせい、あんぽんたん」、「君は失礼な顔だ」等々。数限りない暴言を連日繰り返しています。
 S君のみ業務上のデスクも与えられず、事務室の中の別室に隔離し、トイレも制限され、トイレ室では川嵜局長が志村部長に指示し、排尿の点険まで行い、性的いやがらせを行なっています。精神的、肉体的に追い込む暴力行為は、刑事罰の対象です。
 郵便事業会社(現日本郵便)の、平成19年10月発行のコンプライアンス・ハンドブック第22項で、『職場の上司などで権限を持つ者が、部下の業務上の具体的な訂正点を指摘するのではなく、専ら部下の人格を否定するいやがらせやいじめを執ように行なうことはパワハラであり、絶対に行なってはならない』と明記されています。「やめろ」などもパワハラ行為です。
 パワハラの中でも、暴力行為、名誉き損は刑法204条で最高刑は15年の刑事罰の対象です。
 S君にたいする、拷問にも等しい退職強要は暴力行為であり刑法第204条違反そのものです。

職場の団結で退職強要をやめさせよう

 入社して1年もたたない新人青年社員を、見境のない脅迫や暴力行為で退職に追い込むやり方は、S君だけを痛めつけようとしているのではありません。S君を見せしめに、社員全体を物も言えない恐怖支配の下に置き、郵政民営化の失敗の全責任を一般社員に押し付けようとしているのです。
 民営化によって、郵政事業は破綻の危機に直面しています。
 かんぽ生命、郵貯銀行は、バブルの崩壊によって、業績はピーク時の半減であり、ガン保険等の医療保険は、アメリカ資本に日本の市場はほとんど奪われているのです。
 かんぽ生命が国民の支持を得られない根本的問題は、世界一高い保険料、まず郵便局員が入らない。バブル崩壊以降2007年から5年間で5万件、100億円の還付金の未払い。
 かんぽ生命保険は、正当な保険の還付金を払い渋るという、かんぽ生命の存在意義を失わせるような行為を行なったのです。その一切の責任を経営陣はとらず、社員の首切りで目標額の帳尻を合わせようとしているのです。
 新人社員を暴力によって退職を強要することなど絶対に許せません。みなさんが団結すれば必ず勝利できます。共に闘いましょう。

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2014/03/06

団交引き延ばしは断じて許せん!

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UWldTcjlYaEJYZHc/edit?usp=sharing



八王子西局のS君へのパワハラを直ちにやめろ
団交引き延ばしは断じて許せん!


 八王子西郵便局で働く全ての労働者のみなさん。
  合同労働組合八王子と郵政非正規ユニオンは、日本郵便株式会社と同八王子西郵便局長に対し2月28日団体交渉を要求しました。
 今、八王子西局ではお客様サービス部員のS君に対して、連日常軌を逸した退職強要=パワーハラスメントを行っています。この許し難い蛮行に対し、即時中止を求める団交要求です。この団交申し入れに対して、八王子西郵便局当局は卑劣な団交の引き延ばしをやっています。断じて許せません。

違法な業務命令は直ちに撤回せよ!

 2月28日、八王子西郵便局当局はS君に「3月7日までに病院で受診するよう」業務命令を発令してきました。
 病院で受診しろなどということは、業務命令で強制することはできません。とくにメンタルにかかわる疾患を理由とする受診の強制は、明白に違法行為です。管理職が「お前は病気だ」と決めつけて、産業医に診察させて無理矢理「精神病」にしてしまう。これはブラック企業が労働者を退職に追い込む常套手段です。日本郵便株式会社は、いつからこんな違法な手段を使うブラック企業になり果てたのか!
 合同労働組合八王子と郵政非正規ユニオンは八王子西郵便局当局に対し、S君に対する違法な業務命令を直ちに撤回すること、退職強要をやめること、団体交渉に直ちに応じることを要求しています。

卑劣な団交引き延ばしは断じて許せない!

 ところが八王子西郵便局は、私たちのこの正当な団交要求に対し、卑劣な引き延ばしを図っています。3月4日、武井総務部長より、「団交議題についての質問を近日中に文書で送付する。ついては文書回答を求める。それをもって団交日程を回答する」というのです。「口頭ではなくFAXでお願いします」との正当な要求に対しても武井総務部長はこれを拒否しました。
 いったい「質問書」なるものは何時送付する気だ? 「質問書」が送られてこなくては回答のしようもないではないか! それまで団交には応じないというのか! これでは勝手に団交を引き延ばしているだけではないか! 質問があるなら団交の席上で質問すればいいではないか! こんな行為は、団交を引き延ばすための姑息な方便としか言いようがない! 不誠実団交は労組法違反の不当労働行為そのものだ。断じて認められない! 八王子西郵便局当局は直ちに団交に応じろ!

常軌を逸した退職強要! 許せません!

 S君は昨年4月、22歳で日本郵便株式会社に就職し、6ヶ月間の研修を終えて、八王子西郵便局のお客様サービス部に配属されました。ところが昨年12月からロールプレーイングが実施されたころから、突然管理職から「お前はパラサイトだ」とののしられ、「お前を辞めさせる」などという露骨な退職強要が始まりました。
 以来連日すさまじいパワハラが繰り返されています。「コミュニケーション能力がない」とか「「トイレに行ってさぼっている」とか、あげくの果てに「話しかけるな」「壁時計を見るな」「お前は背後霊だ」とまで…。これはS君の人格を否定する暴言です。上司としての職務上の地位を利用してこれらの暴言を浴びせる行為は明白なパワーハラスメントそのものです。断じて許せません。
 八王子西局で働くみなさん。こんな非人間的な蛮行を許していいのでしょうか。未来のある新人青年社員を痛めつけ、疾病や退職に追い込む行為を直ちにやめさせましょう。

直ちに違法な退職強要をやめろ

 こんな労働者に対する虐待は、郵便局が保険の「目標達成」のためには労働者をマシーンに仕立て上げる攻撃です。目標達成ができない社員に対しては、常軌を逸したパワハラと脅迫で退職に追い込むという過酷なものです。王子局を全国一の営業成績にしたという茂垣氏(現東京支社営業課長)は、蛮行を繰り広げて多くの労働者を退職に追い込んできました。ふざけるな! 労働者はモノじゃないぞ! 団結して反撃に立ち上がろう!
 S君を職場の団結で守り抜こう。全国で闘いは始まっています。声を上げれば勝てます。
 共に闘いましょう!

ビラへのリンク

2014/03/02

郵政非正規ユニオンNEWS39号

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UMFk5bzlzd0Qxelk/edit?usp=sharing



八王子西郵便局のS君への蛮行は許されない!
退職強要を直ちにやめろ!


八王子西郵便局は直ちに団体交渉に応じろ!

 八王子西局の皆さんご苦労様です。
 2月28日、郵政非正規ユニオンと合同労働組合八王子の両組合は八王子西局に対し、団体交渉の申し入れを行ないました。
 S君をはじめ両組合員12名全員が局社内の会議室に入り、直ちにS君への退職強要をやめること、団体交渉を開催することを要求しました。
 対応した武井総務部長と課長は、「退職強要の事実はありません」と開き直りました。だが、団体交渉を 申し入れたその日に、当局はS君を局長室に監禁し、「精神障害」をデッチあげ、3月7日までに逓信病院にいくことを「業務命令」してきたのです。こうした事実をS君が突きつけると、武井総務部長らは会議室から逃げ出すしまつです。このような開き直りは絶対に許せません。

常軌を逸した退職強要

 八王子西局の川崎局長・志村部長(お客様サービス部・かんぽ生命保険営業)・同課長は、S君(八王子西局お客様サービス部員)に対し、 連日卑劣な退職強要を行なっています。S君は昨年4月、22才で日本郵便会社に採用され、希望に満ちて一生懸命に八王子西局で働いていました。 こうしたS君に、昨年12月以降突然S君だけ、出勤時間を通常8時30分を7時30分にくりあげ、部長がいきなり「やめさせる」と脅迫し、「局長室での所持品検査」「トイレには必ず尾行、トイレに行くことを禁止」、トイレの後に手を洗った「水道代を損害賠償」として請求する、 壁時計を見たとして「職務専念義務違反」、ゴミ箱を見ただけで「指示命令違反」等々。また、局長・部長・課長らがS君を監禁して「始末書」 を書かせるなど、言語に絶する蛮行 を連日繰り返してきました。
 八王子西局は、S君の労働者としての「生存権や就労する権利」を脅迫で奪い、疾病に追い込み退職を強要するという、最も非人間的な卑劣手段でS君を痛めつけているのです。

過酷な目標と東京支社の退職強要

 このような蛮行は、東京支社茂垣営業課長の指示の下に、局長・部長・課長がS君を脅迫やいじめによって精神的に追いつめ退職に追い込むというものです。
 郵政版情報誌『通信文化新報』(2012年1月30日号)で、現東京支社営業課長の茂垣氏は、王子局において「全国一の営業目標の達成をな した」として評価されています。しかし、その実態は、目標が達成できない社員に対するヤクザまがいの脅迫と休日出勤の強制、目標未達成の社員を次々に退職に追い込む中で、目標額を達成させるという過酷なものです。王子局では、実際に幾人もの渉外社員が泣く泣く退職に追い込まれたのです。
 退職強要のやり方は、常軌を逸した殺人的なものです。目標未達成の社員を対象に、「職場で孤立させろ」「精神的に追い込め」そして「詰めろ」という犯罪的な指示の下に多くの社員が疾病し退職に追い込まれたのです。
 茂垣氏は、こうした王子局でのヤクザまがいの蛮行を「評価」されて異例の「出世」で東京支社の営業課長におさまりました。そして現在、 東京各局の指導を直接行うとして、支社には出勤せず東京の各局を回り、目標未達成の社員を脅迫し退職に追い込んでいるのです。
 こうした茂垣氏が八王子西局に顔を出し、八王子西局の局長・部長・課長を指導し、局をあげてS君への退職強要を行なっているのです。
 八王子西局は2月14日の年間目標集計を前に、11月頃からS君の退職強要を始めたのです。特に昨年就任した志村部長は、あきる野局で、「入社 1年目の新入社員や多くの社員を退職に追い込んできた」ことを自慢し、S君を連日脅迫していたのです。

直ちに違法な退職強要をやめろ

 両組合は八王子西郵便局当局に対し、S君の3月7日の逓信病院への違法な診察業務命令を直ちに撤回すること、退職強要をやめること、 団体交渉に直ちに応じることを要求します。
 八王子西局で働くみなさん。こんな非人間的な蛮行を許していのでしょうか。未来のある新人青年社員を痛めつけ、疾病や退職に追い込む行為を直ちにやめさせましょう。
 自分の子供達が職場で、こんな仕打ちあっていることを考えたらいたたまれないと思います。「郵便局は営業会社」と言い、郵便の遅配はお構いなし、「ノルマの達成」と称して過酷な仕事を押し付け、青年が疾病しようが、死のうが、おかまいなしというブラック企業日本郵便の企業犯罪を徹底に断罪しましょう。
 JP労組に結集するみなさん。「明日はわが身」という言葉がありますが、今起きていることはそういうことです。労働組合は「1人は万人のために、万人は1人のために」この労働組合の原点に立ち返って、S君を職場の団結で守りろう。東京支社に対し、「やりすぎではないか」等怒りの声が多く上がってきています。声を上げれば必ず勝てます。
 共に闘いましょう。

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36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

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