2014/03/31

郵政非正規ユニオンNEWS NO42号

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UbThDMXFuamViMDA/edit?usp=sharing


2014年3月31日1年も満たない
新卒人社の社員の解雇は無効だ
八王子西局はS組合員を直ちに職場に戻せ
 

前代未聞の違法解雇だ
第1回団交で違法性が明らかに


 八王子西局のみなさんご苦労様です
 八王子西局によるS君解雇を絶対に認めることは出来ません。
 S君は無期限の労働契約を結んでいる社員であり、権限を有する会社が労働契約を一方的に解除〔解雇〕することは出来ません。
 会社は、就業規則第18条の1項と4項による、「職務適応能力の欠如」ということをデッチあげ、一切理由を述べず、いきなり解雇を通告してきました。就業規則18条だけでは解雇はできません。特に新卒入社の社員の解雇は、解雇権の乱用が厳しく制限されています。まず社会通念上誰が見ても相当であるという事。また他職種等において、配置転換などの解雇回避の努力義務がなされているかどうか重要な点になります。
 会社は、そのような努力をまったく行なっていません。
 それどころか、会社は昨年12月以降、S君を自主退職に追い込もうと激しいパワハラ攻撃と暴力事件をデッチあげてきました。こうした退職強要に対しS君は断固闘いました。
 追いつめられた会社が、違法な解雇を強行してきたのです。

団体交渉で暴かれた違法解雇のオンパレード

八王子西局前S君の決起と怒りの弾劾にしどろもどろの八王子西局


 3月26日、S君の解雇について、八王子西局との団体交渉が行なわれました。団体交渉に現れた武井総務部長、志村お客さまサービス部長はウソと不誠実な対応に終始しました。これに対してS君の激しい怒りが叩きつけられました。武井総務部長らは、まったく反論することも出来ず、しどろもどろに頭をたれている始末でした。
 志村部長は、解雇の理由について、メモを見ながらS君の八王子西局に於けるロープレ(接客研修)試験が不合格であること等を解雇の理由に挙げましたが、このような理由で解雇することなど出来ません。
 S君の解雇理由について、志村部長が保持しているメモを資料として提出することを求めましたが、拒否しました。また志村部長の答弁は、終始ウソに塗り固められていました。心ある先輩社員がS君にアドバイスなどをすると、志村部長が飛んできて、先輩社員を恫喝する事などが日常的に行なわれていたことを。「やっていません」などと開き直りました。
 武井総務部長は、正規社員の解雇に対する厳しい制限があること。例えば、他職種の変更などの解雇回避の努力義務などしたのかについての質問に、具体的には何も行なっていないことが明らかになりました

志村部長「数字は人格」の反動的主張の推進者であることを自認

 志村部長は団体交渉の中で、現東京支社営業課長茂垣氏らが主張する「数字は人格」なる反動的主張の同調者であることを認めました。
 このような反動的主張の下に、「使えるやつ、使えないやつ」等と主観的に差別し、目標を早期に達成しなかった社員を、使えないやつとして、激しく退職強要を行なってきたのです。
 このような志村氏らの考え方は、新自由主義といわれる、「命よりお金」という考え方です。その一方では、「万人は一人の為に、一人は万人ために」という人間社会の本来のあり方を否定し、労働組合、団結などを嫌悪してきたのです。
 このような営利至上主義の考え方は、JR北海道での事故の頻発、3・11東日本大震災、福島原発事故で完全に破産しているのです。
 志村氏らの超反動的考えの下に、多くの社員と家族が痛めつけられ苦しめられてきています。八王子西局に於けるS君解雇撤回闘争は、労働者が人間らしく生き、団結を取り戻す闘いです。
 正規・非正規社員のみなさん明日はわが身と言う言葉がありますが。今起きていることはまさにそのことです。共に闘いましょう。

ビラへのリンク

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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