2014/01/01

2014新年号

2014新年号

 

郵政非正規ユニオン結成より3年、
新たな仲間が結集し組織は拡大!!
大手メディアからも出演依頼が、
郵政民営化破綻の怒りを返す時だ!

郵政の自爆営業は一大社会問題としてマスコミに取
り上げられている!誰もが知る郵便局の真実!

郵便局で働く皆さん年末年始の激務のなかご苦労様です!
郵政非正規ユニオンの結成から3年。共闘する全国の労働組合の仲間たちの協力と連帯により、この間に配られた全国ビラは100万枚を超え、インターネットのアクセス数も総計100万以上!私たちの闘いは各局のビラ撒きから、街頭情宣活動・署名活動・集会での訴え!デモ・団体交渉・労働委員会・労働基準監督署・インターネットとあらゆる可能性に挑んできました!
大荒れにあれた昨年8月のJP労組大会にも、地元長野の共闘労組千曲ユニオンや労働組合交流センター全逓労働者部会と共に、正規・非正規の団結で決起し、JP労組幹部の「新人事一般職」の導入という裏切りを弾劾し闘いを貫徹しました!
郵政民営化以後の破綻はJPEX計画の破綻となり、現場からは実に4万6千人、定年というだけで更に数千人の仲間たちが職場を追われ、今に至ります。当時の経営陣の多くは責任を後任に押し付けたまま逃亡し、次々と社長が交代し現場は悲惨な状況が続いています。しかし、JP労組中央は動かず、代議員すら三分の一が決議に反対を表すなど激動の一年となりました。
郵政非正規ユニオンは当初からの目的である、「一千名建設」を闘う中で、組合員も着々と結集しています。現場も耐え、ユニオンも耐えること3年ついに大手メディアから取材が依頼されることもあわせて、不動となっていることを伝えたい。ですが、郵政当局のパワーハラスメントは許しがたく、ギフトやハガキの自爆の強制や違法な身体検査や加重積載や事故などのすべてが国民全体に伝わっているわけではありません。むしろこれから「郵政非正規ユニオン」が現場一千の声を一万から全郵政社員へと拡大し、JP労組中央本部を乗り越え郵政労働者全体の組合となることが重要です。
「郵政グループビジョン2021」の進行と「郵政のあるべき姿」など到底認めえないということは、今や非正規と呼ばれる期間雇用社員だけが反対しているものではなく、全郵政社員も、誤解を恐れずに言ってしまえば、限りなく経営の側であるはずの代議員全体が反対している現実です!
2014年は郵政当局にとっても、私たち現場の「郵政非正規ユニオン」にとっても決戦ともいえる正念場の年です!
2015年株を上場する為に、人件費を徹底的に削減し、何が何でも黒字にしようとしています。その為に長時間労働・過労死、スキルダウン、雇い止め・解雇等。こうした中で、病気や自殺者が激増しています。このままでは生きることさえ出来ません。14年は職場の仲間が団結し、自分達の労働条件を闘いとるときです。郵政非正規ユニオンに入って共に闘おう。

スキルダウン・退職強要・パワーハラスメント一人で悩まず連絡を!


職場の仲間からの年頭アピール

晴海局
全国の郵政職場で働く皆さん、郵政非正規ユニオンの皆さん、労組交流センター全逓労働者部会の皆さん、そしてとりわけ労組交流センター女性部の皆さん、2013年一年間、奥野明子雇い止め解雇撤回闘争へのご支援本当にありがとうございました。
労災認定中の雇い止め解雇という、働く者の生存と人生と人間的誇りを全否定する攻撃に対して、たぎりたつ怒りをおさえ、悔しさで歯軋りしながら、解雇撤回・現職復帰のため闘ってきました。皆さんの支援に支えられて、一年間闘い抜くことが出来ました。
団体交渉は2回、団体交渉打ち切り以降は9回、晴海郵便局に対して毎月団体交渉要求を門前闘争として叩きつけてきました。晴海郵便局の働く労働者の共感と支援を勝ち取ってきました。奥野解雇撤回署名は70名を超えました。 晴海局は拒否回答さえ出せなくなりました。晴海局による労働組合法第七条違反の不当労働行為は一項から三項まで絵に描いたように明瞭です。
労働委員会で勝ちます。パワハラや自爆営業の職場を根本から変えていく闘いです。
黒字と株上場のためこき使われ、解雇されてたまるか!非正規をなめるな!安心して働ける職場をつくろう!

東京多摩局
2011年東京多摩局による、非正規社員19名雇い止め・解雇撤回を求める、東京都労働委員会の判定が2月出されます。
約3年に及んだ東京都労働委員会の中で、19名の雇い止め・解雇が郵政非正規ユニオン潰しの不当労働行為であったことが完全に明らかになりました。
日本郵便の非正規社員を「ボロクズ」のように使い捨てにし、非正規社員が生きるために結成した労働組合を、破壊しようとした醜悪な正体が、労働委員会という場で明らかになりました。
共に闘いましょう。

西部地区
2011年東京多摩局19名解雇、郵政非正規ユニオン潰しの先頭に立ったのが東京多摩局大工原ゆうパック課担当課長です。
アルバイトの「ボロクズ」と罵り、新宿局に異動した大工原を追放しよう。
西部地区の、主要局への定期的ビラ撒きは、郵政労働者との怒りと確実に結びついてきています。青年労働者の合流が始まりました。スキルダウン、雇止めに反対し郵政に一泡吹かせてやりましょう。郵政非正規ユニオン1000人建設を実現しましょう。

東部地区
新自由主義は若者に非正規雇用・低賃金労働を強制しています。その出発点が、国鉄分割民営化です。国鉄攻撃をとおして労働組合をつぶし、労働者の権利を奪い生活をメチャメチャにしました。しかし、労働者はやられっぱなしだったわけではありません。
20数年に渡って、あくまで国鉄分割民営化に反対し、解雇撤回・原職復帰を目指す闘いが連綿と続いています。
動労千葉争議団は2013年に東京高裁で国家的不当労働行為を認めさせ、解雇撤回まであと一歩のところまで国鉄=JRを追い詰めました。闘えば勝てる!労働者は労働組合に結集して、団結の力で当局に対抗することができます。管理職がのさばっているのは、労働組合が闘わないからです。職場のみんなが考えていることは同じです。ちょっと勇気を出して、郵政非正規ユニオンに仲間をさそって加入しましょう。

南部地区
南部地区働く労働者のみなさん、新年明けましておめでとうございます。昨年3月の目黒局による高安組合員の試用期間中における雇い止め・解雇は絶対に許せません。本年も全力で闘いましょう。
「安倍政権の企業優先」には、腹が立っています。連日のパワハラ、長時間労働、サービス残業、低賃金、まともに休暇も取れない。こんな職場と社会を強制している安倍には、もう我慢の限界です。郵政非正規ユニオンは、「生きること生きていること」を一番大切に闘っています。「俺達の人生は俺達が決める」この一番大事なことを貫く闘いをやっています。そうした怒りや思いを団結(組合)を作って闘います。
14年を「人生の新たな出発点」にしましょう。今年もよろしく。

長時間労働・過労死、スキル大幅ダウン、
人権侵害の身体検査はやめろ!!
日本郵便の横暴を許さない為に、
郵政非正規ユニオンに入って闘おう!!

ニュースへのリンク

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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