2013/03/29

郵政非正規ユニオンNEWS22号

郵政非正規ユニオンNEWS22号

 

何年勤めても「短期」? =解雇自由?
ふざけるな!!
都労委第4回審問
井上課長の陳述を徹底弾劾!

都労委闘争で組合の力示したぞ!

3月14日に、都労委において第4回目の審問が行われ、今回も多くの支援の仲間が傍聴に駆けつけました。
今回登場したのは、東京多摩支店輸送ゆうパック課総括課長(当時)の井上真二証人。齋藤委員長ら組合員解雇の責任者です。言っていることの中身は要するに「対象者はみんな繁忙時に臨時に雇った短期契約者。宅配統合の混乱解消に伴い粛々と雇い止めしただけだ」ということです。「雇い止め対象者は、雇用期間が1年を超えないようにリストアップした」と言いますが、「なぜ1年を超えないようにしたのか」との問いには、「…それが無難だからです」としか答えません。
当時会社が出した広告には「長期スタッフ大募集!」とあり、面接官も「3年働けば正社員になれます」と言っていました。齋藤委員長も、更新をくりかえし、雇い止めまで1年半働いています。会社は、「何回契約を繰り返しても、何年働いても、『短期雇用』」と言おうとするのですが、言えば言うほど破綻が明らかになるばかりです。
「1年を超える継続勤務の労働者の契約はできる限り長くするように」とした「厚生労働省告示357号」を突きつけると、「そんなものは見たことはありません」と居直る始末。「整理解雇四要件を知っているか?」と聞いても「よくわかりません」(!)。これには公益委員も「配置転換を申し出たのか」「経営状況について説明したのか」「不服申立について説明したのか」と質問の嵐。証人はまっとうに答えられません。
職場で働く労働者が、感情をもった人間であること、生活がかかっていることなど、いっさい顧みることすらなく、まるで数字を操作するかのように労働者の首を切るという姿勢は絶対許せない!
たたかいの目的や打倒すべき対象はより明確になりました。「郵政非正規ユニオン」は労働者の希望となる組織です。働く者の活力や希望の溢れる「闘い、勝つ労働組合」としての屹立は待ったなしの急務です。
現場の苦闘は労働委員会の場でも通用します。それが一個人ではなく、団結した「労働組合」としての力だと確信しました。

雇い止め解雇を撤回しろ!
晴海局、目黒局で団体交渉!

雇い止め解雇を打ち破るたたかいが進んでいます。
【晴海局】では、3年以上働く労働者に対して、出勤途中の交通事故で休職中であることを理由に雇い止め通告。会社は団交で労災申請を認めました。解雇は労働災害法違反にあたり、あらゆる意味で違法です。「就業規則」をタテにした解雇居直りを許さず、撤回させよう!
【目黒局】では、「勤務成績不良」を口実に雇い止めを通告してきましたが、その出席簿が本人の署名と捺印を偽造したものであることが判明しました!
組合員通告の直後に、勤務中の組合員を管理者がつけ回したことも徹底弾劾。
そもそも、端末の使い方はじめ、業務についてろくに教えもせず、難癖をつけてクビにしようとする会社の姿勢は絶対に許せません。
会社は労働者の生活のことなどかけらも考えずに、いとも簡単に使い捨てにすることが明らかになりました。無理な残業も営業も、一切拒否し、職場の団結を打ち固めて反撃しよう!
郵政非正規ユニオンに加入すれば、ただちに会社と団体交渉が行えます。雇い止め、スキルダウン、パワハラ等々、職場で起きている問題について、一人で悩まず、すぐ連絡ください!

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2013/03/26

3.24三里塚全国集会 1370人の大結集!

第3誘導路粉砕! 市東さんの農地を守ろう!
フクシマ連帯・原発再稼働許すな!
沖縄へのオスプレイ配備反対・基地撤去!
TPP絶対反対! 軍事空港粉砕・改憲阻止!

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2013/03/25

経産省前テント広場で「占有移転禁止仮処分」決定への抗議集会開かれる

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3月14日早朝、経産省前テントに、東京地裁執行官らが「仮処分決定の公示書」を持ってきました。内容は「債務者らは、仮処分物件の占有を他人に移転し、又は占有者名義を変更することを禁止されている」というもの。ちなみに、公示書に書かれていた「債権者」は「国」となっています。
テント関係者は21日にテント前で抗議の記者会見をおこない、翌22日の金曜行動の日に午後5時からテント前広場で抗議集会を開きました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2013/03/22

ふくしま共同診療所訪問記

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3月10日、職場の仲間と新幹線で福島に行き、「ふくしま共同診療所開院3ヶ月」報告会の前に、診療所を直接訪問し見学することができました。佐藤幸子さんはじめみなさま、ありがとうございました。【続く…

NAZEN吉祥寺(すべての原発いますぐなくそう!全国会議・吉祥寺)サイトから転載

2013/03/21

3.15サンフランシスコ連帯行動

ユナイテッド・グレイン=三井物産・PMAによるワシントン州バンクーバー港における組合破壊攻撃に反対するサンフランシスコ連帯行動

3・15 サンフランシスコ抗議行動のビデオ

 

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詳細はこちらのページ → http://siensurukai.blogspot.jp/2013/03/2013.html

2013/03/20

ネット署名を始めました

「解雇撤回・JR復帰を求める高裁署名」のネット署名を始めました。

↓ 以下のバーナーをクリックしてください ↓

2013/03/17

安倍政権下での憲法審査会がついに始まりました

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3月13日(水)12時30分から参議院で、14日(木)9時から衆議院で、相次いで憲法審査会が開催されました。実質的な審議が行われたのは、参議院では昨年の5月30日以来、衆議院では同じく8月2日以来となります。
百万人署名運動は「憲法改悪のための憲法審査会を許さない!」という立場です。西川重則さんは「戦争は国会から始まる」と警鐘乱打しています。安倍政権の改憲攻撃を打ち破る力を全国でつくりましょう。そのために私たちも西川事務局長を先頭に傍聴体制をとり、憲法審査会の実態を暴いていきたいと思います。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2013/03/16

3.30(土)吉祥寺デモ

3.30(土)反原発・反失業 吉祥寺デモVol.9

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原発なくせ! 被曝労働を強いる安倍政権を倒せ!

福島原発事故はなにも収束していません!

今も毎日3千人あまりの人が収束作業に当たり、被曝労働が強制され、40年かかるといわれています。事故直後に労働者の被曝が、東電のWHOへの報告で100㍉シーベルトを超える甲状腺被曝をした人が少なくとも178人、最高は1万2千㍉シーベルト。東電と安倍政権は被曝労働を強制し続け、その責任をとっていません。近くの海底で採取されたアイナメからは5万ベクレル以上を計測しています。メルトダウンした燃料棒を冷やした汚染水は日々タンクに溜められていますが、地下水の流入は毎日400万㌧、すでに限界です。なんと東電は汚染水の海洋投棄を計画しています。
1兆円の予算をつけた「除染」は、汚染したものを右から左へ移すだけで、「帰還」を強いる口実にされています。大手ゼネコンが受け、下請け作業員にピンハネしながらやらせる構図です。もうがまんも限界です。

食えないために被曝労働に!

放射線による被曝は、低線量であっても遺伝子を傷つけ、破壊するもので、長期にわたり人体に甚大な損傷をもたらします。今でも広島、長崎、ビキニ、チェルノブイリで人びとを苦しめています。それなら原発で働かなければいいではないか、という声があるかもしれません。しかし、被曝するとわかっていても働かなくてはならない「食っていけない」現状があります。
収束作業にせよ除染労働にせよ、沖縄や福島をはじめ全国から何重ものピンハネが横行し、文句を言えば即解雇というなかで働かされてる現状です。「手抜き作業」は労働者の意志ではありません。金儲け優先の資本による強制です。
がれき処理を検討しただけで175億円もの復興予算(税金)が地方自治体に交付され、がれき処理をしないまま返還する必要もないとは、いったいどういうことでしょう。
「復興」とは名ばかり。金に群がるゼネコンや資本家は、被災者を守ることなど考えてもいません。こんな社会は変えるしかありません。
すべての原発いますぐなくそう! 子どもたちの未来のために。

ビラへのリンク

2013/03/15

2013/03/11

全国協通信第4号を発行しました!

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3月決戦の爆発で、
階級的労働運動の本格的前進へ!
全国協の前半戦決戦=300名会員拡大へ
総決起しよう!

1. 3月決戦を、労働者階級の怒りと結合して闘おう!

3月決戦を闘う全国協の核心は、労働者階級人民の全国津々浦々にあふれる怒りとの結合である。
もはや、今の現実をひとつたりとも許すわけにはいかない。見るもの聞くもの全てについてである。青年労働者の現実はどうなのか。今の状態で、未来はあるのか。否、すでに今日も明日も、もはや何もかもが奪われている。このなかで、次々と青年労働者が殺されている。
そして、この現実は、資本による労働者への徹底的な搾取によって起きている。その典型が、労働時間の無制限の延長だ。一体、資本家どもは、労働者を何時間働かせれば気がすむというのか。奴らは、労働者を買いとったら、死ぬまで働かせる、使えなくなったら捨てて買いかえればいいと思っている。しかも、この関係を合法化するシステムをつくりあげ、支配しつくすことを狙っている。「追い出し部屋」や「マクド難民」との表現が飛びかうが、ふざけるな!と言いたい。
3・3青年労働者集会での語られた内容は、新自由主義攻撃直下の青年労働者の現実を突き出すものとしてあった。7年間働いてきた職場、自らの青春の一切が込められた職場、あちこちぶつかりながら、だけど大切に歩んできて、人生をかけて仲間と共同してつくりあげてきた職場・・・、今ここからたたき出されようとしている。ここに直面した青年労働者の訴えが心にひびく。そして、当該からの決起が宣言された。
全国協は、これと固く結合して闘うこと、これが2000万青年労働者と一体となる道である。

2. 3~4月雇い止め攻撃の開始と全国協の闘い

3月決戦は、職場闘争が資本・当局と激突するものとして荒々しく始まった。これは、資本との本格的決戦の開始であり、全国協のひとつの正念場としてある。
まず、諸集会への権力配備の強化がある。
2・17国鉄集会~3・1ビキニデー集会~3・3青年集会への体制はこれまでを上回るものとなっている。渋谷暴動の朝日新聞記事と新潟弾圧(交流センター・合同労組つぶしの攻撃)と一体であり、階級的労働運動の発展に恐怖する日帝・資本の危機の現れである。
それから、職場権力をめぐる党派闘争が始まっている。
体制内労働運動の瓦解がその労働者支配の崩壊となって進み、職場の権力攻防が階級的労働運動の攻勢を軸に展開されている。連合と全労連支配の後退と崩壊が、ぶつかることをもってそのすかすか性をさらけだすものとなっている。
これは、動労千葉を先頭とする国鉄決戦の切り開いた地平であり、鈴コン分会の闘いを突破口に、全国―首都圏で職場闘争を闘いぬいてきたことが大きい。そして、ジェコー・ショーワ闘争は、労働者派遣法との闘いをもって、2000万青年労働者と固く結合する展望を切り開くものとなっている。

3. 3月決戦の軸に国鉄署名運動をすえて、全国協1000名建設へ

動労千葉3月決戦の核心は、労働者を分断し団結を破壊することへの怒りの決起である。これは、国鉄分割民営化におけるクビ切りという不当労働行為を、国鉄改革法23条をタテに「JRと旧国鉄は別」と開き直り、団結権を解体してきたこと、この論法が、今日の外注化攻撃にいまなお貫かれていることにある。
さらに、それはこの間のジェコー・ショーワの反動判決・反動命令において、派遣先と派遣元は別で、派遣先には労組法7条の「使用者性」はない、というやり方で非正規労働者から団結権を奪った攻撃と同質なのである。
全国協は、今こそ「1047名解雇撤回・JR復帰」を掲げて闘う国鉄全国運動の先頭に立ち、この署名運動の展開を通して、全国協1000名建設を勝ちとろう。
具体的には、職場、組合回り、街宣の3つの展開であり、うち組合回りは、1047名支援陣形・動労千葉物販・新たな職場訪問であり、街宣は地区を軸に統一街宣方式で闘おう。
全国協の1000名建設は、6・9国鉄集会に全国300名拡大をもって結集し、10月大会で1000名建設を勝ちとるということである。

全国協通信へのリンク

2013/03/07

ビキニ水爆実験・被ばくから59年、「3.1原発いらない杉並集会」が開かれる

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毎年3.1ビキニデー集会が杉並で開かれています。今年は、8.6広島-8.9長崎反戦反核実行委とNAZEN杉並の呼びかけで、セシオン杉並ホールで開かれました。440名が参加し、3.1ビキニと3.11フクシマについて思いを新たにしました。【続く…


●再稼働阻止!未来のために立ち上がろう!!
3.11反原発福島行動’13

とき◆3月11日(月)12時30分~プレイベント、午後1時~コンサート、1時30分~集会、3時15分~デモ
ところ◆福島県教育会館大ホール(福島市上浜町10-38)
主催◆3.11反原発福島行動実行委(tel.090-6554-1979椎名)
呼びかけ人:会田恵(陶芸家・伊達市)、井上利男(ふくしま集団疎開裁判の会・郡山市)、佐藤幸子(川俣町)、椎名千恵子(福島市)、吉沢正己(希望の牧場・浪江町)、渡辺馨(福島診療所建設委員会事務局長・伊達市)ほか

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載


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 実行委員会サイトへのリンク

2013/03/05

2・24橋下打倒集会に720名結集!怒りの御堂筋デモ貫徹!

関西合同労組からの投稿を掲載します!

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2月24日、大阪市役所そばの中之島公園女神像前広場に、「橋下による処分攻撃に反撃し、今こそ闘う労働組合をつくり出そう」「民営化・外注化絶対反対!すべての非正規職を撤廃しよう」をスローガンに、全国から720名が結集しました。

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「大阪都構想」の下、バス・地下鉄・下水道・ごみ収集・保育所・幼稚園などの全面民営化で、この1?2年の内に全員の解雇・転籍・非正規化をやろうとする橋下に、現場労働者の怒りが燃え上がっています。
ビラを手にした労働者の声―「橋下は殺したいくらいだ。『外国ではバスの運転手は200万でやっている。給料450万円で御の字と思え』と当局は言う。しかし若いモンの基本給は20%カットで20万そこそこや。何が高給取りや!」「一月に研修所に送られた。3年前に一回『発車します』と言わなかったことが理由。組合が取り組もうとしないから、こんなことがまかり通るんや」

闘う労働組合ここにあり

まったくその通りです。昨年橋下の前に90度に平身低頭した大阪市交通局労組の中村委員長は「雇用確保が前提なら経営形態にこだわらない。現場には『安心しろ』と言っている」と述べ、民営化に協力する姿勢なのです。とんでもない!橋下がやろうとしていることはJRの外注化と同じです。退職届を取って新会社に転籍させ、拒否すれば分限免職という計画が明らかになっています。こんな組合幹部が労働者をあきらめと絶望の中に叩き込み、「年明けから自殺者が出ている」。絶対に許さん!この現場の怒りに結びつく闘う労働組合を登場させたとき、橋下は打倒できます。

公務員労働者は胸をはって闘おう

集会では、「入れ墨」調査拒否での処分撤回闘争を闘う大阪市職青年労働者、「君が代」不起立処分撤回闘争闘う市教組労働者が、ともに闘う仲間が結集し団結が拡大していることを活き活きと報告。連帯関西生コン支部、港合同、動労千葉の3労組はじめ、動労西日本、日教組奈良そして次々に全国からアピールが続きました。わが全国協も、鈴コン分会と関西合同労組郵政非正規部会が発言し、労働組合破壊の橋下を絶対許さない!非正規職を撤廃しようと呼びかけました。
集会後のデモは、大阪のメインストリート=御堂筋を難波まで元気よくやり抜き、飛び入り参加や激励を受けました。赤旗を林立させ、安倍打倒!橋下打倒!公務員労働者は胸をはって闘おう!闘う労働組合ここにありと鮮やかに登場した闘いです。
13春闘、JR外注化阻止決戦を闘い、4・20尼崎事故弾劾闘争で再び関西に結集してください。(関西合同労組執行委員長・黒瀬博匡)

合同・一般労働組合全国協議会サイトから転載

2013/03/03

郵政非正規ユニオンNEWS21号

郵政非正規ユニオンNEWS21号

 

郵政非正規ユニオンは仲間への攻撃を許さない!
晴海局、目黒局は仲間への不当な雇い止めを撤回せよ!

労災休職中の期間雇用社員を解雇する悪徳会社

郵便局ではたらく皆さん。日々の激闘のなか、ご苦労様です。
郵政当局の悪質な雇い止めと徹底抗戦する必要性を訴えたい!3月末の雇い止めの予告がこの2月の後半からとんでもない手口で実行されています。
今回の雇い止め攻撃受けている一人は、晴海局の「郵政非正規ユニオン」の組合員です。昨年9月の雇い止めを事実上撤回させ、闘っている女性の仲間です。
通勤中の事故による労働災害によって、勤務が困難になりながらも必死に医師の診断に従って、リハビリを行って職場復帰に全力をつくしている仲間への悪質な雇い止めを許すことは出来ません!
晴海局で行なわれていることは何か。悪質な管理職による度重なる自宅への電話での退職強要。通院先の医師に電話で病状を聞くなどという悪辣さ、そして「怪我で仕事が出来ない人がいると新しい人を雇えないから解雇する」と一方的に解雇宣言を告げる!
目黒局では、試用期間中の期間雇用社員に、昼間の休息時間も与えず朝7時15分出勤から夜の8時まで働かせるなど違法な労働を強要し、疑問に思った間雇用社員が、郵政非正規ユニオンに相談したら、直ちに雇い止め・解雇という不当労働行為を行なっています。私たちは労働によって糧を得ているものは皆等しく賃労働をしないと生活は出来ない。だが健康な若い青年ですら生活苦に自殺をしてしまうほどに社会は荒んでいます。雇い止めとは生活を絶つ、人生や生きる意味を奪うということです。
今回の晴海局や目黒局の仲間への雇い止めは、使い捨ての労働と「労働災害による療養」という、労災によって怪我をしたものを動けない状態のままで路頭に迷わせというもの。
これ以上の悪辣さがあるものだろうか!
怒りの声を上げて闘おう。

JP労組の交渉は立ち話が基本・・
スキルダウンや労働問題の解決は「郵政非正規ユニオン」しかない!

この間の「郵政非正規ユニオン」の闘争ではっきりしたことは、郵政当局は雇い止めや退職強要には手段を選ばず、社会倫理では考えられない人権侵害や企業犯罪を当たり前に行うということです。
「交通災害」によって、あるいは勤務中の「労働災害」によって負傷した労働者は保護の対象ではなくただの「動かない荷物である」とされることです。
人はコスト、物と同等である、ゆえに無用の長物や高いコストは捨てるのが常識、郵政当局の考えはこうです。
彼らは「上に言われたから」「いわれてみれば倫理に反していたかも?」「スキルダウンや雇い止めは法律の枠内で行っている」冗談ではない! この子供でもいわなような非正規労働者を見下した物言いをいつまでも許すわけにはいきません。
私たち「郵政非正規ユニオン」の行動方針は第一に「一人の仲間への攻撃も許さない!」「個人に対する攻撃は組織破壊として全体で闘う!」ということです。
前回の東京都労働委員会の中で郵政当局は「JP労組とは団体交渉したことがないし、申し入れ自体がない。立ち話で解決してきた」というとんでもないセリフをいってのけました。労働者の為に闘う組合なのか、御用組合「JP労組」なのかは、これを聞けばもはや語るまでもないでしょう。
私たちの生命線である雇用や大幅なスキルダウンなどは立ち話程度にしか考えないJP幹部。その対極に私たち「郵政非正規ユニオン」は存在します。郵政非正規ユニオンへ結集しよう!

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2013/03/01

全国協通信第3号を発行しました!

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2・17国鉄集会を突破口に、3月決戦に総決起しよう!
全国協1000名建設へ、前半戦を全力で闘おう!

2・17国鉄集会は、650名の結集で大成功でした。動労千葉を先頭とする国鉄決戦が「10・1外注化」をうち破り、第2ラウンドに突入しているわけですが、その意気揚々たる決起はまさに感動ものでした。そして、われらが鈴コン分会が登場しますが、ここには新たに結成された組合が続き、その雰囲気は任侠道映画の舞台挨拶さながらで、それこそ拍手喝采!鳴りやまぬ歓声!会場が壇上に釘付け!という感じなのです。
わたし達は、間違いなく新たな労働運動のただ中にいます。階級的労働運動による戦後労働運動の壁の突破という胸躍る過程が、荒々しい労働者の決起とともに目の前に始まっていて、後には陸続とした日本労働者階級の足音が聞こえてくる。
次は、6・9国鉄全国運動集会です。この5倍10倍を目指して決起しましょう。そして、この中心を青年労働者が担うべく、青年労働者と手をたずさえて進んでいきましょう!

安倍「成長戦略」の核心と国鉄決戦の意義

日経新聞(2月15日)の「解雇条件見直し検討(規制改革会議)」は、今日の資本の狙いをあからさまに示しています。それは、資本が解雇に課せられた「規制」をとりはらって、解雇自由の状態にするということです。
文面では、産業界は解雇規制の見直しを求めている。裁判で解雇が不当だとされた場合に「金銭で解決する」仕組みをつくる。また、10割非正規職化へ、しかも何年でも非正規で雇い続けられる道を開く。果ては、仕事のあっせん時の手数料を企業ではなく求職者側から徴収する(ハローワーク等だ)。
「解雇」を金を払って自由にやる!9~10割を非正規職に落とし込める!挙句の果てには、再就職は自分の金で何とかしろ!というのだ。
これが、安倍「成長戦略」の核心だ。ただ、日帝の国際的争闘戦での敗北を背景にしたものであり、その内実は、労働者階級の巨大な反乱=革命への恐怖の現れでしかない。だからこそ、「10・1外注化決戦」の勝利とその地平が重要であり、第2ラウンドをめぐる攻防こそが、一切の帰趨を決めるものとしてある。

団結権=生存権を守れ!解雇撤回!を掲げ、全国協1000名建設に決起しよう!

非正規職撤廃をめぐる決戦は、近づいている。今春には、大量解雇情勢を迎え、団結権をめる激しい攻防となる。団結権イコール生存権をかけた、まさに生きる!という死活的課題をかけての絶対的決戦に突入するのです。
10・1外注化・偽装請負にしても、これをいくら強行し、その破綻を塗り隠そうとも、法律的手立てを尽くそうとも、結局の勝負は労働者の団結をめぐる攻防となります。
国鉄決戦の国鉄改革法からして、その狙いは、団結の破壊=国労つぶしだったのです。国労は解体され、動労千葉は生き残り、1047名闘争は国鉄全国運動として、戦後労働運動の壁を突破しようとしている。核心は、労働者の団結を軸に闘いぬいてきたからにほかならない。
ショーワの中労委反動命令はどうか。派遣法をもって派遣先にはその使用責任はないとして団交を拒否する。これは、非正規労働者に対しその死を宣告するに等しい。では、実態はどうなのか!労働者が偽装請負をもって直接は派遣先=ショーワによって働かされている。そして、ここでの非正規労働者の生き死は派遣先との交渉=団交にかかっている。労働者は闘うことによって団結を得る。そして、団結することによって、その生存権を獲得する。今日、資本は「派遣先(ショーワ)に使用責任はない」として、非正規労働者の命をさえ奪い去ろうとしている。資本が生き延びるためなら、労働者は死ねと宣告しているのだ!
ジェコーの高橋美和さんの現実はどうだ!夜勤7年間。体を壊した彼女への資本の回答は、解雇だった。高橋さんは、世の女性が自分みたいになってはならないとして立ち上がった。ここに貫かれている闘いの根源的エネルギーは何か。これこそ、団結権=生存権を根底にすえた、非正規労働者の資本との対決の極限的姿なのです。団結権=生存権をかけた根底からの決起は、必ずや非正規労働者の心をとらえることになる。ショーワ・ジェコー職場からの決起を実現し、行田団地を中心とする地域全体をまきこむ総決起を可能とすることになる。
各ユニオンにおいて、職場闘争を軸に労働相談・街宣活動・組合回り・・が展開され、地区と一体となっての集会や学習会が組まれている。前半決戦といった場合、その基軸は3月決戦です。動労千葉の3月ストライキを中心とした3月大決戦に全国協こそが総決起して闘いましょう。

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36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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